目次
あらずじ
常人顔負けの身体能力を持つ、15才の少年”虎杖悠仁”。
彼は、ごく普通の高校生活を送っていたが、呪いから友人を救うために、特級呪物「両面宿儺の指」を喰らった瞬間、人生が一変した。
特級呪物の呪いが虎杖の魂に宿してしまい、呪いの王である”両面宿儺”と身体を共有することになってしまう。
虎杖は、最強の呪術師”五条悟”の案内で、「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになるのだが…
呪いを宿した少年は呪いを呪い続ける。
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呪術廻戦とは？
「呪術廻戦」は、芥見下々（あくたみげげ）先生による少年漫画。
週刊少年ジャンプで2018年から連載している。
連載当初は、もはや説明不要の歴史的大ヒットとなった「鬼滅の刃」の影響で完全に埋もれていた。
しかし、最近になり、「呪い」という暗いテーマにも関わらず、引き込まれるストーリーと魅力的なキャラクターで徐々に認知されはじめる。
今となっては、ジャンプで「呪術廻戦」の最新話が発売されるたび、Twitterのトレンド一位に乗るという「鬼滅の刃」を彷彿とさせる現象まで起きている。
主なキャラクター
虎杖悠仁
本作の主人公。誰とでも仲良く接する根明で常人離れした身体能力をもっている。
友人を守るため、特級呪物「両面宿儺の指」を取り込んでしまい、呪いの王”両面宿儺”が顕現させてしまう
しかし、奇跡的に”宿儺の器”としての才能があり、宿儺が受肉した後も自我を保った上で宿儺を抑え込むことができている。
五条先生曰く、1000年生まれてこなかった逸材とのこと。
祖父の遺言で「人を助けろ、大勢に囲まれて死ね」と言われ、その影響で「正しい死」を目指している。
伏黒恵
虎杖の同級生。仲間想いであり、少しでも多くの善人が平等を享受できるように不平等に人を助けるという自分なりの善悪の基準を持っている。
御三家の一つ、禪院家相伝の術式である「十種影法術」という術式を用いて戦う。
しかし、うまく使えこなせていない所為で宿儺から宝の持ち腐れといわれている。
釘崎野薔薇
虎杖の同級生。「盛岡まで4時間かかるクソ田舎」出身。
釘を使って相手を攻撃する「芻霊呪法」という術式を用いて戦う
非常に容姿端麗で仲間想いだが、口が悪い
背後から銃を突きつけられても、悪口を言える程、度胸がある
五条悟
自他共に認める最強の呪術師。日本に4人しかいない「特級呪術師」の一人
御三家の一つ、五条家相伝の術式である「無下限呪術」という無限を操る術式を用いて戦う
虎杖の教師であり、生徒たちからの信頼は厚い
しかし、性格の悪さ故に、信頼はされていても決して尊敬はされていない
両面宿儺(スクナ)
1000年前、呪術全盛の時代、宿儺に総力を挙げて挑み敗れたといわれる「呪いの王」
死後も、死蝋となって現世を脅かし続けている
その正体は、腕が4本、顔が2つという異形の姿をした元人間
天上天下唯我独尊で非常に奔放であり、女子供を鏖殺することを好むという非常に残忍な性格
自分の行動を制限している虎杖に対しては、非常に疎ましく思っている。
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呪術廻戦の魅力
新鮮なストーリー
普通だったら、虎杖のような身体の中にもう一人いる状況になれば、ピンチの時に助けてくれる相棒のような存在になるでしょう。
しかし、この「呪術廻戦」という作品において、宿儺は絶対に勧んで虎杖を助けたりしません
これは、ジャンプ作品の中でも相当珍しいのではないでしょうか？
むしろ、虎杖が悲しんでいる場面やピンチの場面をみて嘲笑いながら貶す
まさに「呪い」
そんな、爆弾を抱えながら呪術師として、「正しい死」を目指すことはできるのか？
かっこいい必殺技
作中最大の見どころは、必殺技「領域展開」である。
この必殺技がとにかく、派手でかっこいい
特に、五条先生の領域展開「無量空処」は作画もさることながらとても美しい
これだけでも、十分みる価値はあります。
MAPPAさんの神作画
制作会社MAPPAと言えば、有名な作品に、邦画では「この世界の片隅に」、アニメでは「BANANA FISH」などがある
どの作品も作画が綺麗で、キャラクター一人一人はとても活き活きしている
加えて、光の反射がとても美しく表現されていて、もはや芸術といっていいレベル
そして、「呪術廻戦」も例外ではありません
前述しましたが、一番の見どころ「領域展開」は本当に迫力満点です
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