【No.6】東京卍リベンジャーズ『羽宮一虎(はねみやかずとら)』を解説

アニメキャラクター紹介シリーズ
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東卍と敵対した理由

出典:「CHARACTER|TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式サイト.Ⓒ和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会.https://tokyo-revengers-anime.com/story/#/15」

バイク店に強盗

マイキーの誕生日にバイクをプレゼントしようと場地と共に強盗を計画します。

場地はやめようと提案しますが、マイキーを喜ばせたい一心の一虎は耳を貸さなかった。

とあるバイク店に狙いを定めた一虎と場地は、店に侵入。場地はバイクを運び出そうとします。

しかし、店の奥から店員が現れ場地の顔が見られてしまった。

真一郎を殺害

顔を見られたからには逃げても捕まる為、一虎は殺害したほうがいいと判断し工具で店員を殴打。

慌ててバイクを持って逃げようとするも場地から店員はマイキーの兄の真一郎だと言われ、衝撃的を受けます。

真一郎の頭からは血が流れ、息もしていない。

一虎はマイキーの兄を殺したのは自分ではないと必死に言い聞かせますが現実は変わらない。しばらくして、警察が駆けつけ逮捕されます。

恨まれる

当たり前ですが実の兄を殺されてマイキーが許す訳がありません。いつか〇してやると憎悪を募らせています。

加えて、ドラケンも真一郎を慕っていた為、憎悪の対象となっている。

マイキーを恨むように

一虎はどうしてもマイキーの兄を殺した現実を受け止めきれずにいました。

その為、独特の価値観をもつ一虎はこのような考えに至った。

  1. マイキーの為に行動した
  2. だからマイキーの所為だ
  3. マイキーを殺さないと

これだけだと非常に理解しがたいので、もっと簡単にまとめると『マイキーの為に行動させたマイキーが悪い。だからマイキーを殺す』ということです。

何故、ここまで歪んだ価値観を持つようになったのでしょうか?

一虎が持つ独特の価値観

原因は両親からの虐待

一虎の母親とはずっと夫からDVを受けていました。恐らく、一虎自身も多少父親から暴力を振るわれたと思われます。

そんな辛い家庭で育ち、まともな価値観を持つわけがありません。

中でも一虎が持つ独特の価値観を植え付ける決定的な出来事は母親から言われた『お前はお父さんの味方?お母さんの味方?どっちもはダメどっちかよ』という言葉でした。

DVを受けていた母親は、意図せず一虎に精神面で虐待をしていたのだった。

敵か味方か

一虎は子供の頃から、絶対にどちらかを父親のような敵にして、どちらかを母親のような味方というような究極の二択しか与えられませんでした。

そんな歪んだ環境で育ったため、歪んだ価値観が形成されていきます。

その末にたどり着いた価値観が『人を殺すのは”悪者”、敵を殺すのは”英雄”』というものです。

これによって一虎は、英雄になる為にマイキーを殺したいと考えるようになりました。

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