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あらずじ
出典:キービジュアル第3弾を公開!.©馬場翁・輝竜司/KADOKAWA/蜘蛛ですが、なにか?製作委員会.https://kumo-anime.com/news.html」
女子高生である「私」は、突然、教室でクラスメイトと共に死んでしまい、異世界の蜘蛛の魔物に転生してしまう。
産まれた場所は、ラスダン級の魔物が蔓延る危険なダンジョンだった。
「私」は、強靭なメンタルと蜘蛛の巣等の知恵を武器に、格上のモンスターを相手に生き残れるのか?
一方で、同じ方法で異世界に転生し、王国の王子となった「シュン」の視点からも物語が進んでいく
「蜘蛛ですがなにか?」とは?
「蜘蛛ですがなにか?」は、馬場翁による「小説家になろう」出身の異世界転生ファンタジー作品。
「転生したらスライムだった件」という作品に強い影響を受けている。
そのせいか、本作は、異世界転生の中でも「魔物転生」というジャンルで分類される。
「定石外し」を行っており、常にストーリーが新鮮で引き込まれる。
主なキャラクター
「私」
本作の主人公。種族で最低クラスの蜘蛛モンスターに転生した元女子高生
「ないわ~」が口癖
メンタルが元女子高生とは思えないほど強い
蜘蛛に産まれた直後は非常に動揺していたが、しばらくすると口癖の「ないわー」を連発するほど余裕が出ている
転生した直後は非常に弱く、唯一まともに強い俊敏性と前世のゲーム知識を活かして、罠などを活用して格上の敵モンスターを狩っている
なんやかんやで自分の成長を楽しんでいる
シュン/シュレイン・ザガン・アナレイト
人間側視点のもう一人の主人公。
アナトレア王国の王族、第四王子の王族。前世の名前は「山田 俊輔」
性格は、「弱者を助け、強者を挫く」という典型的な勇者のような性格
兄である「ユリウス」に対して強い憧れを持つ
カティア/カルナティア・セリ・アナバルド
アナレイト王国、アナバルド公爵家令嬢。前世の名前は「大島 叶多」
転生後の容姿は赤毛の絶世の美女だが、転生前は男性であり、転生者で唯一性別が変化して転生した
転生後は元クラスメイトに対しては前世の口調で接し、転生後の世界では女性としての口調で話す
転生前からずっとシュンの親友であり、シュンの心の支えになっている
フェイ/フェイルーン
シュンのペットの地龍。前世の名前は「漆原 美麗」
転生者の中でも数少ない人外として転生
人外のためステータスの伸びしろは人間側視点の中で一番高い
前世では、美女でクラスメイトの中心人物だったがとあるクラスメイトをいじめていた過去を持つ
その事を非常に反省しており、そのクラスメイトに再開したら謝罪したいと考えている
ユーゴー/ユーゴー・バン・レングザンド
レングザント帝国の王太子。前世の名前は「夏目 健吾」
非常にわがままで傲慢な性格。
元々、前世からクラスメイトでボス的存在だった。
転生後は、境遇にも資質にも恵まれた結果、ただでさえ悪い性格に拍車をかけ、数々の暴走を引き起こす
好戦的であり、一方的に「シュン」をライバル視している
スー/スーレシア
アナトレア王国の第二王女。「シュン」の異母妹。
転生者の「シュン」に引けを取らない高い才能を持つ
周囲がドン引きするほどブラコン
カティアなどの「シュン」に近づく女性に対して敵意を向けている
フィリメス/フィリメス・ハァイフェナス
シュンたちの同級生のエルフ。前世の名前は「岡崎 香奈美」
前世では、クラスメイトの担任教師。「岡ちゃん」という愛称で親しまれていた
転生した生徒の行方を追っている生徒想いの先生だが隠し事が多い
生徒からは慕われつつもかなり残念な先生
ユリウス/ユリウス・ザガン・アナレイト
アナレイト王国第2王子。シュンとスーの兄
剣と魔術を極め、数多くの武勲を上げた人族最強の「勇者」
温厚な人柄と自己犠牲の精神を併せ持つ勇者の鑑のような性格
シュンから、絶大な信頼と尊敬を寄せている
「蜘蛛ですがなにか?」の魅力
主人公の最弱の蜘蛛からの成長
蜘蛛に転生した当初は、普通に戦えばあっさり即死するほど弱い
種族名も「スモール(幼体)レッサー(劣化種)タラテクト」という如何にも弱いですと言わんばかりの名前をしている。
しかも、産まれ落ちたのはラスダン級のダンジョンのため、産まれた瞬間から常に命に指がかかる状況となっている
そんな状況でも、強いメンタルとゲームオタク知識を活かして、意外な方法で数々の苦難を乗り越えていく
乗り越えた数だけ確実に成長している主人公の姿はとてもかっこいい
主人公が成長する姿が好きな人は絶対に見ることをおススメします。
絶対に予想できない展開
「蜘蛛ですがなにか?」を連載する当初は「定石外し」が流行って、本作もそれに影響を受けている。
その所為で、その後の展開を予測するのがかなり困難となっている
ただでさえ、蜘蛛に転生した理由も何も分かっていない状況なので展開一つ一つが新鮮でとても面白い
二つの視点から物語が進む
前述した通り、「主人公」視点だけで物語は進みません
もう一つの人間視点では、転生して王族になるという王道の内容になっている
人間側視点の主人公「シュン」の成長も見ることができるため、非常に飽きません