【No.16】呪術廻戦の『禪院真希（ぜんいんまき）』を解説

今回は、「呪術廻戦」と「劇場版呪術廻戦0」に登場する強い女性の代表格『禪院真希（ぜんいんまき）』を解説していきたいと思います。

禪院真希（ぜんいんまき）のプロフィール

出典：「CHARACTER｜TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト.©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会.https://jujutsukaisen.jp/character/」

「劇場版呪術廻戦0」主人公の乙骨憂太を初め、パンダや狗巻とは、同級生。

関係は、かなり良好である。

生まれつき呪力が、一般人並しかない。その為、呪霊が全く見えないのに加え、術式を全く使うことが出来ない。

普段、呪霊が見えないのは流石にマズいので、特殊な眼鏡をかけて呪霊を視認している。

呪術界御三家の一つ、超名門『禪院家』の出である。

しかし、前述した「術式がないこと」と「呪霊が見えないこと」が原因で、術式至上主義の禪院家では、完全に落ちこぼれ扱いされている。

等級は、四級呪術師であり、学生の中で一番低い。

この評価は本当に妥当なのだろうか？

出典：「EPISODES｜TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト.©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会.https://jujutsukaisen.jp/episodes/17.php」

『天与呪縛(フィジカルギフテッド)』とは、生まれながらに何かを犠牲にする代わりに、何らかの力を得ること。

代償が大きいほど得られる力も比例して大きくなる。

真紀先輩の場合は、生まれつき呪力が一般人並に制限されることで、圧倒的な身体能力を手に入れた。

オリンピックに出れば、確実に金メダルを取れるレベルまで身体能力が底上げされている。

他にも、体が欠損するケースもある為、呪術師としては致命的だが、普通の人間として生活する分には全く不便が無いので、まだ恵まれている方なのかもしれない。

圧倒的な身体能力を活かして、刀や三節混や暗器など様々な武器を扱う戦闘スタイルを用いる。

武器を扱う技量も凄まじく、後輩の伏黒恵からは「呪具の扱いなら学生一」と評されている。

その上、格闘術にも長けており、中国武術と合気を組み合わせた独自の戦闘スタイルで戦う。

普通の呪術師や呪霊相手なら難なく倒せる。

前述したことから、確実に実力は二級以上が妥当であることは明らかである。

ではなぜ、四級という明らかに不当な階級が与えられているのだろうか？

理由は、真紀先輩の生家である、禪院家が大きく関わっています。