今回は、呪術廻戦2期でも登場する主人公『虎杖佑二(いたどりゆうじ)』の魅力や何者なのか解説していきます。
※今回は呪術廻戦の若干のネタバレを含むのでご了承ください。
虎杖佑二(いたどりゆうじ) CV:榎木淳弥のプロフィール
出典:「TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト.©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会.https://jujutsukaisen.jp」
呪術師
東京都立呪術高専に所属する学生。
本作の主人公。
1000年に1人の逸材
特級呪術師五条悟曰く「千年生まれてこなかった逸材」。
特級呪物「両面宿儺の指」が持つ凶悪な呪力に耐えた上に、その身に受肉した呪いの王・両面宿儺を抑え込んで難なく自我を保つ「器」としての圧倒的な高い適性を持つ。
しかし、上層部は器としてのキャパシティがわからず、下手すれば暴走して世界が滅びかねない為秘匿死刑が決定してしまう。
元一般人
実は元々一般ピーポー。
色々あって、呪術師の世界へ足を踏み入れる。
家族関係
物心つく前から両親は居らず、現時点では精子の情報すら一切ない。
祖父は何か知っていそうだったが、虎杖は興味を持たなかった。
強さの秘密や戦闘スタイルは?
出典:「TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト.©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会.https://jujutsukaisen.jp」
常識外れの身体能力
一般人顔負けの異次元の身体能力を持ってる。
記録も凄まじく、「50メートルを3秒で走る」や「砲丸投げ約30メートル(世界記録は”23メートル”)」と人間離れしている。
因みに、呪力なしでこの記録をたたき出している。
ただの殴り合いなら物語序盤の真希先輩を含めた学生の中で一番強いと公言されている。
毒の無効化
元々虎杖は、猛毒である特級呪物「両面宿儺の指」を取り込んだ存在。
猛毒を取り込んでいる故に、毒に対して耐性を持っている。
ただ、耐性を持っているだけで痛みはしっかりと伝わるが、虎杖が傷み程度で止めることはできない。
戦闘スタイル
高い身体能力に呪力を上乗せした近接戦闘が得意。
速すぎる打撃に遅れてやってくる拳「逕庭拳」や打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間に起こる現象「黒閃」も経験している。
格闘能力も高く、一級呪術師「ナナミン」に比肩するレベルである。
宿儺(スクナ)との関係
出典:「TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト.©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会.https://jujutsukaisen.jp」
スクナの器
呪霊から伏黒恵を助ける為に、特級呪物「両面宿儺の指」を取り込みスクナの器となった。
元々、特級呪物は指一本ですら受肉すると特級呪霊を生み出す呪力量を持つので猛毒を取り込むのと同じなのだが、虎杖の場合容易く耐えることが出来て器としての適性が高かった。
これによって、1000年ぶりに呪いの王「両面宿儺」が顕現することになる。
折角受肉できたのに…
1000年ぶりの受肉にウッキウキの呪いの王「鏖殺だ!!」と女子供を皆殺しにしようとします。
しかし、自由を感じたのは僅か数秒程度。
虎杖の器としての適性が高すぎて、器としての機能を通り越して檻の役割を持ってしまい、スクナを完全に沈めることに成功してしまう。
さすがのスクナも驚きを隠せない様子。
どうにかして、虎杖の身体を乗っ取れないか散々策を練っていた。
関係は最悪
虎杖とスクナの関係はとにかく最悪。
普通、他作品でいう所のナルトと九喇嘛みたいな最初は関係最悪だが、徐々に心を開いていって、最終的には力を貸すみたいな展開がお決まりです。
しかし、二人の関係に一切そういうことはありません。
一応、二人の関係が良くなるチャンスは一応あったんですよ。アニメ12話です。
特級呪霊真人に異形の存在に変えられた友人を治すために、全てをかけてスクナに助けを求めますが、速攻で断られます。
むしろ、「矜持も未来も!!おまえのすべてを捧げて!!俺に寄り縋ろうと!!何も救えないとは!!」、「惨めだなぁ!!!この上なく惨めだぞ!!小僧!!」と主犯の真人とひたすらに嘲笑っています。
このシーンで、共闘はないんだなとわかります。